注文住宅で作れる土間の魅力

家の中では靴を脱ぐ習慣のある日本家屋において、「屋内であっても土足で歩ける場所」を「土間」といいます。昔は地面に近い高さに、汚れや火、水に強い素材で床をつくり、農作業や炊事などを行っていました。
園芸や日曜大工、陶芸、ペットの手入れなど、普通なら外で行う作業を土間でできたら、便利なうえに快適! 趣味の幅もぐっと広がります。
家の中に靴のまま過ごせる場所があるだけで、暮らしが開放的になったり、家事や子育てがラクになったりと、土間にはさまざまな魅力があります。

・注文住宅の土間の魅力
注文住宅に取り入れるオプションの中でも、人気が高いものと言えば土間です。
土間は必要性を感じない人もいるのですが、土間があるだけでスペースがより広く見え、昔ながらの日本家屋風に見せることもできます。
土間とは何かと言えば、家の中にあるにも関わらず、床などは作らない部分のことを言い、土がそのままになっているところのことを言います。

平屋などを作れる注文住宅では、それらの土間をよりスペース確保として使っている住宅などもあり、より自然な生活を送りたい人に定評があります。
土間はスペースがなくても作れるし、トリッキーでユニークな家を作ることもできるのが特徴です。
現代の生活では必要性も少なくなってきたのですが、あえて取り入れるのがおしゃれだと思っている人もいます。
ただ、土間を入れると間取りが根本的に変わってくるので、入れたいと思っている人は、最初の設計や構造の段階から、ハウスメーカーに相談しておくことが必要です。

土間の仕上げはコンクリートが一般的ですが、欧風にしたい場合は舗石やタイル、和風にしたい場合は三和土(たたき) 、洗い出しなどの方法があります。応接土間はゲストの目にふれるので、住み手のセンスや好みをさりげなく漂わせたいもの。お気に入りのショップやカフェを参考に、小さなコーナーを演出するだけでも効果は抜群! 招く楽しさがアップしますよ。